伊坂幸太郎 グラスホッパー ラスト〔ネタバレ) [グラスホッパー]
伊坂幸太郎の「グラスホッパー」が映画化されます。
伊坂幸太郎の原作は中村義洋監督と親和性が高いようで、皆様ご存じのように、複数の作品が映画化されています。
で、当Web上でもメモしました。本作、グラスホッパーは残念ながら、仙台が舞台でありません。 仙台で無いので、中村義洋監督で無くても良いのかも・・・・
伊坂幸太郎さん自身は、殺し屋の作品なでの、仙台は舞台では無いです。仙台には悪い人はいないから・・・たしかに、「陽気なギャングが地球を回す」は横浜が舞台だった。こちらは、人殺しではなく、ギャング、それも、陽気なギャング。これも、佳作なので、まだの方は・・・
はい、話を元に戻して、この「グラスホッパー」は、10年くらい前に直木賞候補になったので、記憶に残っている人もいるかもしれませんが、奇想天外な「殺し屋」の物語です。
あらすじは、妻を「引き殺した男」に復習するために中学教師を辞めた、鈴木。と自殺専門の殺し屋の「鯨(くじら)」、ナイフ使いの殺し屋の「蝉(せみ)」が絡み合う、例の独特の「伊坂ワールド」を展開。
今回の映画化の監督は「脳男(のうおとこ)」の瀧本智行監督がメガホンをとる。この「脳男」で主人公「鈴木一郎」を演じた生田斗真さんが、今作「グラスホッパー」では、主人公の「鈴木」を演じる。
鯨には、浅野忠信さん。蝉にはHey!Say!JUMPの山田涼介さんが映画初出演。
公開は2015年秋の予定ですが、今から楽しみです!!
生田斗真さん
浅野忠信さん
山田涼介さん
さて、「グラスホッパー」原作のラストシーンが良くわからないという、コメントを見かけるのですが、自分なりの解釈、この後は、ネタバレにもなりますので注意願います。
ストーリーは、伊坂ワールド前回の「あり得ない展開」で、「あり得ない非日常の世界」に進むのですが、ラスト、何も無かったかのような日常の世界に戻ります。ただ、鈴木が妻を亡くしているというのは、残念ながら事実でした、しかし、それ以外の「あり得ない非日常の世界」に自分がいたという証拠が見つかりません。
あっ、証拠が・・・うっ、違う ここからは、読者自身が、自分で解釈すれば良いのかもしれない。
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伊坂幸太郎 ゴールデンスランバー 感想 [ゴールデンスランバー]
堺雅人といえば、昨年のTBS日曜ドラマ「半沢直樹」(池井戸潤原作)以来、
時の人となって、CMに大活躍であるが、
この4部作すべてに出演しているのが、「濱田岳」。
こちらも、ブレイク中でCM等引っ張りだこですね。
今日の話題はゴールデンスランバーでいきます。
ネタバレではありませんが、劇中で「オズワルド」にされてしまうという表現が気になりました。
世間では、一応、「オズワルド」がケネディ暗殺の犯人ということになっています。
しかし、謀略だったのではないかという話も有名です。
時の人となって、CMに大活躍であるが、
私にとっては、2007年公開の「ゴールデンスランバー」((中村義洋監督、伊坂幸太郎原作)である。
首相暗殺の犯人に仕立て上げられ、逃げて、逃げて、逃げまくる、冒険活劇場面と大学時代のノスタルジー場面が交錯する伊坂幸太郎が得意とするストーリー展開にわくわくする映画でした。
この「ゴールデンスランバー」の中村義洋監督と伊坂幸太郎原作の組み合わせというと
「アヒルと鴨とコインロッカー」(2006年作品)
「フィッシュストーリー」(2009年作品)
「ポテチ」(2012年作品)と合わせて4部作となっています。
首相暗殺の犯人に仕立て上げられ、逃げて、逃げて、逃げまくる、冒険活劇場面と大学時代のノスタルジー場面が交錯する伊坂幸太郎が得意とするストーリー展開にわくわくする映画でした。
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この「ゴールデンスランバー」の中村義洋監督と伊坂幸太郎原作の組み合わせというと
「アヒルと鴨とコインロッカー」(2006年作品)
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濱田岳/ポテチ |
この4部作すべてに出演しているのが、「濱田岳」。
こちらも、ブレイク中でCM等引っ張りだこですね。
今日の話題はゴールデンスランバーでいきます。
ネタバレではありませんが、劇中で「オズワルド」にされてしまうという表現が気になりました。
世間では、一応、「オズワルド」がケネディ暗殺の犯人ということになっています。
しかし、謀略だったのではないかという話も有名です。
つまり、逃げて、逃げて、逃げまくらないと大きな組織によって消されてします。
普通に生きてきた普通の人が、何らかのはずみでトラブルに巻き込まれていく恐怖。
まさに、伊坂ワールド全開の作品です。
普通に生きてきた普通の人が、何らかのはずみでトラブルに巻き込まれていく恐怖。
まさに、伊坂ワールド全開の作品です。
ところで、タイトルの「ゴールデンスランバー」は、ビートルズの曲名からとったもので、映画の中でも、ゴールデンスランバーを初め、ビートルズの曲が流れます。 が、これは、オリジナルのビートルズの曲ではなく、音楽監督を務めた「斉藤和義」がカバーした曲です。
斉藤和義は、伊坂幸太郎、中村義洋監督と関係が深くて、この「4部作」のうち、「アヒルと鴨とコインロッカー」以外の作品で音楽を担当しています。
伊坂ワールドを分析するには、「斉藤和義」というキーワードが「中村義洋」というキーワードと同様に重要な要素になってます。